1,500名の面談でわかった

体調不良者の多い会社と
体調不良者の少ない会社の違い

私は保健師として1,500名以上の従業員様と個別面談をしてきました。

相談内容は健康問題がほとんどです。
毎日たくさんの相談を受けていくことで身体を壊しやすい会社とそうでない会社の違いに気づくことができました。

それは

業種・業態なのか性別・年齢なのか

どれも違います。

答えは、

会社が経営理念を持っていること。
理念を従業員へ
浸透させる努力をしているか

でした。

なぜそれで健康不良者が減るのか?

経営理念を作る段階で従業員の幸せや人生を考えていることが多いからです。

どんな風に働いて欲しいか。
お客様とどう接して欲しいか。
従業員の家族にはどう思われたいか。

理念を作成する過程で、さまざまな角度から従業員のことを考えます。

そしてその想いを組織に浸透させていくことで従業員に伝わっていきます。
そうすると従業員も「大切にされているなぁ」と実感することができて心身が安定していくのです。

結果、体調不良者が減少します。
しかも、それだけではありません。

退職率も減少していきます。
心身が安定して働きやすい職場では退職者が出にくくなるからです。

  • 業務内容の改善
  • 給与条件をよくする
  • 福利厚生をよくする

など、退職者が出ない職場づくりのためにさまざまな対策に取り組まれていると思います。

その中に
「経営理念の作成・理念の浸透」を組み込んでいくことで退職者の出にくい、健康的で生きいきとした職場環境を作り出すことができます。

もちろん、
経営理念がない、理念の浸透がうまくいっていない会社が
従業員のことを大切にしていないということではありません。

むしろ私がお会いする経営者様は従業員様の幸せを強く願ってらっしゃる方が多い印象です。

それでも体調不良者が出る。
だからすごく悩まれるのです。

まずは従業員を想う気持ちを言葉にしていきませんか?

言葉になって初めて
社長はそんな風に私たちのことを思ってくれていたんだ

と伝わっていきます。

人口減少の中、中小企業では人材獲得難だと言われています。
今いらっしゃる従業員様が退職することなく長く働いてくれることが今まで以上に重要な時代になりました。

「従業員を大切している気持ち」を成文化、浸透させることで退職者も病欠者も少ない、生きいきとした職場を作っていきましょう。

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