ご挨拶【まゆこ通信vol.1】

こんにちは、
ウェルビクリエイトの橋口麻友子です。

いつもお世話になっています!

以前、お話していました、メルマガ「まゆこ通信」をこれから2週間に一度お届していきます!

記念すべき1通目は、SNS全盛の時代になぜあえてメルマガなのか。

「メルマガ始めます」とお客様にご連絡すると「なんで今の時代に?」とお声が上がりました。
その理由について少しだけお話しさせてください。

私は久留米大学を卒業して、保健師になりました。
保健師って聞きなれないですよね?
保健師は看護師の上位資格で、看護師の資格を持ってないと保健師の仕事はできません。

看護師と保健師の違いは、看護師が治療のサポートするのに対して保健師は治療、予防、両方のサポートが行えます。特に、病気になることを未然に防ぐのがメインの仕事です。

個人の病気の予防には日々の生活状況を深く知る必要があります。そのため保健師は“面談”という対話の中で状況を聞き出し、問題を見つけ、取り組みやすい対策を立てていきます。

私は保健師として企業で働かれる社員さんへ健康をサポートしてきました。ありがたいことに1300名を超える社員さんをサポートさせていただく機会に恵まれました。

その中で私が常に感じていたことは、社員さんは会社や上司に本音を言えていないということです。会社は良かれと思って打った対策なのに、見当違いだったということがあるということ。

例えば、ミスが多く、上司の指示も忘れがちな社員さん。会社は個別面談で何度もミスを改善するよう指導し、チェックシートを作成して対応されていましたが思ったような結果が出ず、困っていました。

私が面談で社員さんに状況をお聞きすると、
「実は、ずっと頭がぼーっとしていてみんなが話していることを理解できないんです。でもそんなこと言ったら頭がおかしいって思われるんじゃないかなって。そう思うと誰にも言えないんです・・・」

とこれまで上司や周りの仲間に言ってなかった話が出てきました。病院では問題ないと言われたとのことだったので生活状況を確認すると、極度に栄養の偏りがあることがあることがわかりました。食事の改善を促し、上司にも時々気にかけてもらうよう依頼しました。

その後、以前より集中できるようになっていると報告を受けました。
本当の悩みをお聞きすることができ、適切な対応を会社にご提案することがでた例です。

1300名以上の社員さんの面談をしてきたということは、1300名以上の面談結果を経営者(上司)にご説明し、改善策を提案してきたということでもあります。

振り返ったときに気がつきました。私のビジネスキャリアのほとんどが社員さんに対する課題(悩み)を経営者や上司と一緒に解決する日々だったということをです。

経営者は社員のために、もっと働きやすくて、やりがいを持てる環境を作りたい。
そのために日々、悩みながら社員さん達と向き合われています。
でもどこまでプライベートなことや心身に関することを聞いてもいいのか、どこまで深く関わっていいのか悩まれています。

私は保健師として経営者と社員さんをつなぐ橋渡しをやってきていたのだなと気づきました。

そして、「経営層と社員が一体となった元気で強い会社を増やしていきたい」という思いが強くなり、組織づくりのコンサルティング業(パートナーとして)で独立しました。

今では、多くの企業様でサポートさせていただいています。

社員さんの本音には、いろいろなヒントが隠れています。
この本音をうまく生かしながら経営者さんとより良い組織作りをしたいと思っています。

しかし、実際に私がどんな面談をして面談の結果から経営者がどう対策を立てたのか。その中身をまず知りたいという声が多くありました。

そしてある日、「橋口さんの相談したいことがあるんだけど、どんな面談をしてくれるのかがわからなくて相談がしにくいんです」
と尊敬する先輩社長が仰ってくれたときに私が実際にどんな面談をしてどう改善していったのか。事例を皆様にお伝えしていきたい!と思いました。

しかし、どれも作り話ではなく本当にあったお話です。SNSで大々的に共有していくのはちょっと違うのなと思ったのです。やはり信頼できる人に、お伝えしていきたい。
そこで私が信頼する大切な、経営者様お一人お一人にメルマガという形で、しっかりお伝えしていこうと思いました。ただし個人情報の特定のおそれがないように十分配慮して編集しています。

このメルマガから経営課題を解決するヒント、特に社員さんが元気に働ける職場づくりのヒントをお届けしていけるように、橋口麻友子、一生懸命書いていきますので「まゆこ通信」をこれからどうぞよろしくお願いいたします。

次回の予告

「何度指導しても伝わらない」と悩んだことはありませんか?

  • うっかりミスが続く
  • 何度言っても指示を守れない
  • 仕事が異様に遅い

こんな社員さんへのご対応、どうされていますか?
このような特徴がある方は、もしかすると発達障害かもしれません。20人に1人は発達障害の傾向があると言われています。つまり、発達障害の傾向があるために仕事がうまくこなせずに悩んで苦しまれている方は私たちが想像するよりも多くいらっしゃいます。

こんな方にどう対応し、どう改善していくのか。
次回のメルマガでご紹介します。

どうぞご期待ください。

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