健康的にがむしゃらに働ける組織づくりのための仕掛け【まゆこ通信vol.6】

こんにちは
ウェルビクリエイトの橋口です。

今日も前回からの続きになります。

前回のメルマガをお送りした後、「仕掛けは何ですか?早く教えてください」というメッセージを読者さんからいただきました。

嬉しかったです!笑
ありがとうございます。

さて今日はいよいよその仕掛けについてのお話しです。

経営者の想いをつなぐ役目を担うために起業した経緯から、

実際に現場で感じるようになった「本当はちょっと速度違反な働き方の方が業績は伸びるのかも」というジレンマ。

それを乗り越えるために模索した“健康的にがむしゃらに働ける組織づくりのための仕掛け”

今日でこのお話が完結します!
ぜひ最後までお楽しみください。

時代に合わせて“理想的”な組織は十分つくれる

これからの“ホワイト”な時代に合わせながらも、「がむしゃらに働いてしっかり利益を生み出す」そんな組織づくりって、私は十分可能だと思っています。

もちろん「頑張れ!」と叫ぶだけでは、なかなかうまくいきません。

必要なのは“仕掛け”。
その仕掛けは、実は特別新しいことではありません。

簡単に言うと「社員に経営者や会社のファンになってもらう」ということです。

ファンになってもらうってどうしたらいいの??
そんな声が聞こえてきそうです。

読者の皆さんも、経営者同士でこんな質問をしあうことありませんか?

「組織をこれからどうしていきたいのか?」
「どんな組織になりたいのか?」

うまく言葉にできなくても、何となくぼんやりとでも「こんな組織になってたらいいな」という理想がきっとありますよね。

この理想をリーダーである社長がしっかり発信していくことです。つまり社長の熱い思い、情熱を社員さんに受け取ってもらうことです。

思いは伝わるまで何百回でも繰り返す

とある経営者さんが私にこんなことを話してくださいました。

「人って1回話を聞いただけじゃ頭に残らないんだよ。 100回言う。それでようやくほんの一部が残る。400回繰り返して伝える。それでやっと『社長、もう何回も聞きましたよ。それってこういうことですよね?』って言われるぐらいなんだよ。だから呆れられるくらい何度も真剣に伝え続けないといけない。それが経営者の使命なんだと思う」と。

つまり、たった1回言っただけで満足しちゃダメなんですね。
何度も何度も、根気強く、自分が飽きるぐらい伝え続けることが大切です。

しかし、社長の思いが頭に入ったとしても、社員さんが自然に“がむしゃら”に働くかというと、それはまた別の話です。

やっぱりそこには社員さんが自ら行動する“自発性”が欠かせません。

自発性の鍵はワクワクできるかどうか

「分かっているんだけど、自発性がないから困ってるんだよ…」
そう思われる方もきっと多いですよね。ご相談でも本当に多く耳にします。

そこで私が考え続けてきたのが、社員さんの自発性を引き出す鍵。それが「期待感・ワクワク感」です。

大人も子どもも、本質は同じと私は考えています。

「これ面白そう!」
「楽しそう!」
と思った瞬間、自然と夢中になって行動しちゃう。

私たちも面白いドラマや映画を見ているときに、“時を忘れて”集中してしまうことありますよね?

会社の理念や社長の理想にも期待やワクワクがあふれていれば、社員さんも前のめりになりやすくなるんです。

私が方法としてよく使うのが、社員さんを巻き込んで一緒に“経営理念”を作ることです。みんなでワイワイ意見を出し合って、ワクワクするようなゴールを思い描く。
社員さん自身も理念の参加者であることを体感してもらう。それだけでもチームに一体感が生まれてきます。

「よし、ここに向かって一緒に頑張ろう!」って気持ちが湧いてくるんです。

「がむしゃら」と聞くと、どうしても“無理やりやらされている感”がありますよね。きっとネガティブなイメージを抱く人もいると思います。

でも本当はそうじゃない。

ワクワクに向かってみんなでがむしゃらに走る。それは強制でなくて内側から出る“自発的”なもの。私は、本当に強い組織はそういう組織ではないかと今は思っています。

「がむしゃらに、でも楽しく!」

それが実現することで、働きがいと働きやすさが両立する理想の組織に近づいていけると信じています。

最後までお付き合いくださりありがとうございました。

私のメルマガを読んでくださっている方の中には日頃、私とよくお会いする方が多くいらっしゃいます。
なので、お願いが1つだけあります。

お会いしたとき 「どんな組織になっていきたいのか?」あなたの組織の未来についてお聞きしてもいいですか?

そこでお聞きした“未来”へ向かうにあたって、今どんなことで悩んでいるのか。ときには苦しんでいるのか。
その解決の“ヒント”をもし私が持っていたら、ぜひメルマガで企画して今後も情報をお送りしたいと思っています。

私の創業から、がむしゃらな組織づくりの仕掛けについてのお話しは今日で一旦完結します。

次回は私が企業をサポートした事例をご紹介します。

テーマは“肥満”です。

でも単純なダイエットの特集ではありません。肥満は食べ過ぎ、飲み過ぎ、運動不足がよく例に挙げられます。なので指導も食事や運動を中心とした生活習慣の話になります。

しかし、もしも自社の社員の肥満の原因が会社の働き方。つまり組織の“仕組み”に原因があったらどうでしょうか?

これは社員一人一人の意識では解決できない問題。つまり経営者の判断が必要になる局面です。

次回のメルマガでは会社組織における肥満問題について事例をもとに解説させていただきます。

楽しみにしていてください!

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